DHTは性欲や男性機能に影響する?AGA治療における役割を解説

DHTは性欲や男性機能に影響する?AGA治療における役割を解説

AGA(男性型脱毛症)の治療を検討するとき、多くの方が気になるのが「薬を飲んだら性欲が落ちるのでは?」という不安でしょう。治療薬はDHT(ジヒドロテストステロン)というホルモンの働きを抑えることで薄毛を改善します。

このDHTは男性の性機能にも関わるため、治療で抑制すると男性機能にも悪影響があるのではと心配になるのは当然です。しかし実際には、性的副作用の発生率はそれほど高くなく、仮に生じても多くの場合は一時的なものだと報告されています。

この記事では、DHTと性欲・男性機能の関係から治療薬の副作用データまで、医学的根拠にもとづいてわかりやすく解説します。正しい知識を得たうえで、安心して治療に臨んでいただければ幸いです。

目次

DHT(ジヒドロテストステロン)は性欲にどう関係しているのか

DHTは男性の性欲を支えるホルモンの一つですが、それだけで性欲が決まるわけではありません。テストステロンやエストラジオールといった複数のホルモンが連携して性的欲求を維持しています。

DHTとは何か|テストステロンから変換される強力なアンドロゲン

DHT(ジヒドロテストステロン)は、男性ホルモンの代表格であるテストステロンが5αリダクターゼという酵素の作用で変換されて生まれるホルモンです。テストステロンよりもアンドロゲン受容体への結合力が強く、体内では非常に強力な男性ホルモンとして働きます。

胎児期の男性器の発達や思春期の体毛・声変わりなど、男性らしい身体をつくるうえでDHTは大きな働きを担ってきました。一方で、成人以降は髪の毛の毛包を萎縮させてAGAを引き起こす原因にもなるため、”厄介者”として扱われがちなホルモンでもあります。

若い男性ほどDHT濃度と性行動の頻度に相関が見られる

18〜22歳の健康な男性92名を対象にした研究では、血中のDHT濃度が性行動の頻度を予測する独立した因子であると報告されています。つまり若い男性の場合、DHTの値が高いほど性的な活動が活発になる傾向があるということです。

DHTと性欲に関する研究データ

項目内容
対象者18〜22歳の健康な男性92名
測定ホルモンテストステロン、DHT、エストラジオールなど7種
結果DHTが性行動頻度の唯一の独立予測因子
出典Mantzoros et al., BMJ, 1995

DHTだけでなくテストステロンやエストラジオールも性欲を支えている

性欲はDHT単体の働きで成り立っているわけではありません。テストステロンは性的な欲求や興奮を生み出す「起動役」として大切であり、エストラジオール(女性ホルモンの一種で男性の体内にも存在します)も性欲の維持に寄与しています。

高齢男性を対象にした研究では、エストラジオールの変動こそが性欲の変化を予測する有力な因子だったという報告もあります。性欲は複数のホルモンが絡み合った結果であり、DHTだけに注目して不安を感じる必要はないでしょう。

加齢と肥満のほうが性欲低下に大きく影響する

50歳以上の健康な男性114名を対象にした24か月間の臨床試験では、年齢が上がるほど自己申告による性機能のほぼすべての側面が低下すると確認されました。BMI(体格指数)の上昇も性機能の低下と関連していたのです。

つまり、ホルモン値そのものよりも加齢や体重管理のほうが性欲に大きく影響するケースが少なくありません。AGA治療を受けるかどうかにかかわらず、生活習慣の改善は性欲を維持するうえでも大切といえます。

DHTが男性の勃起機能に与える影響を動物実験と臨床データから読み解く

DHTは勃起を維持するために一定の働きを担っていますが、人間ではDHTを抑えても勃起機能が大きく損なわれるとは限りません。動物実験と人間の臨床試験では異なる結果が出ており、その違いを正しく理解することが大切です。

ラットの実験ではDHTが一酸化窒素を介して勃起を維持していた

ラットを用いた実験では、精巣を除去して男性ホルモンが枯渇した状態にすると勃起反応が約50%低下することが確認されています。そこにDHTを補充すると勃起反応が正常レベルまで回復しました。

この結果は、DHTが一酸化窒素合成酵素(NOS)の活性を保つことで勃起に関わっていることを示唆しています。ただし、これはあくまでラットの実験結果であり、そのまま人間に当てはめられるとは限りません。

人間においてDHTを外部から投与しても勃起機能は大きく変わらない

50歳以上の男性114名にDHTジェルを24か月間塗布した無作為化プラセボ対照試験では、33項目の性機能評価のうち、全体的な性欲がわずかに低下したことを除いてほとんど変化がありませんでした。

このわずかな性欲低下も投与を中止すれば元に戻ったと報告されています。DHTを外部から大量に加えても性機能への影響は限定的であったという事実は、多くの方にとって安心材料になるのではないでしょうか。

動物実験の結果がそのまま人間に当てはまるわけではない

ラットの実験では劇的にDHTの効果が表れましたが、人間を対象とした試験ではその影響はずっと穏やかでした。これは人間の性機能がホルモンだけでなく、心理的な要因や神経系の働き、血管の状態など多くの要素に左右されるためです。

AGA治療薬でDHTを抑制した場合も同様に、勃起機能への影響は限定的だと考えられています。動物実験の結果を見て過度に心配する必要はないでしょう。

動物実験とヒト臨床試験の比較

比較項目ラット実験ヒト臨床試験
DHTの補充効果勃起反応を完全回復33項目中ほぼ変化なし
性欲への影響評価対象外わずかに低下(可逆的)
影響の要因ホルモンが主要因加齢・肥満など多因子

AGA治療薬フィナステリドで性欲が落ちる?副作用の発生率を正しく知ろう

フィナステリドの性的副作用は存在しますが、発生率は臨床試験で数%程度にとどまり、多くの場合は服用を継続していても改善するか、中止すれば回復します。

フィナステリド1mgの臨床試験で報告された性的副作用の内訳

フィナステリド1mgを使ったAGA治療の大規模臨床試験では、性欲の低下、勃起障害、射精量の減少といった副作用が報告されています。ただしその発生率はプラセボ(偽薬)群と比較して統計的に大きな差がないとする研究もあります。

762名を対象にしたアンケート調査では、フィナステリド使用者と非使用者の間で性機能障害に有意な差は認められませんでした。副作用の頻度は思ったほど高くないといえるでしょう。

15のランダム化比較試験をまとめたメタアナリシスの結論

  • 5αリダクターゼ阻害薬全体で性機能障害のリスクが1.57倍
  • フィナステリド単独では1.66倍、デュタステリド単独では1.37倍
  • デュタステリドでは統計的有意差に達していない

4,495名のデータを統合したメタアナリシスでは、5αリダクターゼ阻害薬による性機能障害リスクの上昇が確認されています。とはいえ絶対リスクで見ると数%程度の増加にとどまっており、大半の方は問題なく治療を続けられています。

副作用が出ても服用を続けると改善するケースが多い

フィナステリドの性的副作用は、服用開始から最初の数か月に出やすく、2年目以降は報告が減っていく傾向があります。つまり身体が薬に慣れることで副作用が軽減されるケースが多いのです。

また、中止すれば速やかに回復したという報告が複数の臨床試験で確認されています。もし副作用が気になったとしても、まずは担当医に相談して対処法を一緒に考えることが大切です。

55名の追跡調査ではIIEFスコアに有意な変化なし

18〜45歳のAGA患者55名にフィナステリド1mgを投与し、6か月後・12か月後・中止1年後にIIEF(国際勃起機能スコア)を測定した研究があります。結果はどの時点でも有意な変化が認められず、性機能障害は確認されませんでした。

精子数には一時的な変動が見られたものの、中止後にベースラインに近い値まで回復しています。こうしたデータは、フィナステリド1mgの性的副作用リスクが限定的であることを裏付けているといえます。

AGA治療薬の副作用はノセボ効果で増幅されている可能性がある

「薬で性欲が落ちるかもしれない」と強く思い込むこと自体が、実際に副作用を引き起こすケースがあると報告されています。これはノセボ効果と呼ばれ、AGA治療薬の副作用報告に少なからず影響を与えています。

ノセボ効果とは「副作用への不安」が身体症状を引き起こす現象

プラセボ効果の逆バージョンとも言えるノセボ効果は、「この薬には副作用がある」と事前に知らされることで、実際にはその成分と無関係な症状が出てしまう現象です。痛み止めの臨床試験などでも広く観察されてきました。

フィナステリドに関しても、副作用の説明を受けたグループのほうが受けなかったグループよりも性的副作用を訴える割合が高かったという研究結果があります。

インターネット上のネガティブ情報がノセボ効果を助長しやすい

SNSや掲示板にはフィナステリドの副作用を強調する体験談が数多く投稿されています。もちろん個人の体験として受け止めることは大切ですが、ネガティブな情報ばかりに触れると不安が増幅され、ノセボ効果につながりやすくなります。

医学的なエビデンスに基づいた情報源を参照し、冷静に判断することが治療への第一歩となるでしょう。

不安を軽減するためにも主治医との対話を大切にしたい

ノセボ効果を防ぐうえで効果的なのは、主治医との率直なコミュニケーションです。副作用のリスクだけでなく、実際の発生率や中止後の回復データなどを具体的に聞くことで、漠然とした不安を和らげられます。

「怖いからやめよう」と自己判断するのではなく、正しい情報をもとに治療を続けるかどうかを決めることが、AGAと向き合ううえで賢明な選択です。

ノセボ効果が副作用報告に与える影響

条件性的副作用の報告率
副作用の説明あり高い傾向
副作用の説明なし低い傾向
ネット情報に多く接触さらに上昇する傾向

デュタステリドとフィナステリドのDHT抑制率と副作用に違いはあるのか

デュタステリドはフィナステリドよりもDHTの抑制率が高い薬ですが、性的副作用のリスクが必ずしも上回るわけではありません。両剤の特徴を比較して、自分に合った治療薬を選ぶ判断材料にしてください。

フィナステリドは2型、デュタステリドは1型・2型両方の5αリダクターゼを阻害する

フィナステリドはテストステロンをDHTに変換する酵素のうち2型だけを阻害します。対してデュタステリドは1型と2型の両方を阻害するため、血中DHT濃度をフィナステリドより大幅に下げることが可能です。

フィナステリド1mgでは血中DHTが約70%低下するのに対し、デュタステリド0.5mgでは約90%以上低下するとされています。

メタアナリシスではデュタステリドの性的副作用リスクは統計的に有意ではなかった

薬剤性機能障害リスク比統計的有意差
フィナステリド1.66倍あり
デュタステリド1.37倍なし

DHT抑制率が高いデュタステリドのほうが副作用リスクも高いと思われがちですが、メタアナリシスの結果はそう単純ではありませんでした。デュタステリドの性機能障害リスク比は1.37倍で、統計的な有意差には達していなかったのです。

外用薬(塗り薬)のフィナステリドなら全身への影響をさらに抑えられる

近年注目を集めているのが外用タイプのフィナステリドです。頭皮に直接塗布するため、血中に吸収されるフィナステリドの量が経口薬に比べて100分の1以下になると報告されています。

その結果、血中DHT濃度の低下幅も経口薬より小さくなり、性的副作用のリスクをさらに低減できると期待されています。経口薬の副作用が心配な方にとって、外用薬は有力な選択肢の一つといえるでしょう。

どちらの薬を選ぶかは主治医と相談して決めるべき

フィナステリドとデュタステリドにはそれぞれ一長一短があり、AGAの進行度や年齢、併存疾患の有無によって適切な選択は異なります。自己判断で薬を選んだり、ネット上の口コミだけで決めたりすることは避けてください。

専門医に相談すれば、あなたの薄毛の状態やライフスタイルに合った治療プランを一緒に考えてもらえます。

AGA治療中に性欲低下を感じたとき、まず確認したい3つのポイント

性欲の低下を感じたとき、それが本当に薬の副作用なのかどうかを見極めることが大切です。ストレスや生活習慣が原因であるケースも多く、薬のせいだと決めつけてしまうのは早計かもしれません。

ストレス・睡眠不足・運動不足が性欲低下の原因になっていないか

性欲は非常にデリケートな感覚で、仕事のストレス、慢性的な睡眠不足、運動習慣の欠如などによって簡単に低下します。AGA治療を始めたタイミングとこれらの要因が重なると、薬のせいだと誤認してしまうことがあります。

まずは自分の生活全体を振り返り、睡眠時間は十分か、適度な運動ができているか、精神的なプレッシャーを抱えていないかをチェックしてみてください。

加齢による男性ホルモンの自然な減少も考慮に入れよう

  • テストステロンは30代以降、年に約1〜2%ずつ低下する
  • 40代後半から男性更年期(LOH症候群)の症状が出始める方もいる
  • 勃起機能・射精量・性欲は加齢とともに緩やかに変化する

上記のような加齢に伴う変化はAGA治療の有無にかかわらず起こり得ます。治療開始後に性欲が落ちたと感じても、加齢の影響が重なっている可能性は十分に考えられるのです。

気になる症状があれば自己判断で薬をやめず主治医に伝えることが大切

「もしかして副作用かも」と感じたとき、いちばん避けてほしいのは黙って服用をやめてしまうことです。自己判断で中断するとAGAが再び進行してしまううえ、副作用なのか他の原因なのか判断できなくなります。

主治医に正直に症状を伝えれば、薬の減量や切り替え、外用薬への変更など具体的な対応策を提案してもらえます。一人で悩まず、まずは受診して相談することをおすすめします。

DHT・テストステロン・エストラジオールの三者が男性の性機能を支えている

男性の性機能はDHTだけでなく、テストステロンとエストラジオールの3つが連携して維持されています。AGA治療でDHTだけを抑えても性機能が大きく損なわれにくいのは、この三者のバランスが保たれるためです。

テストステロンは性的な「やる気」を生み出す原動力

ホルモン主な作用AGA治療での変化
テストステロン性欲・覚醒の起動フィナステリドで微増
DHT末梢組織でのアンドロゲン作用フィナステリドで約70%低下
エストラジオール骨密度・性欲の維持大きな変動なし

テストステロンは脳に働きかけて性的な欲求や興奮を生み出す、いわば「スイッチ」のような存在です。フィナステリドを服用するとDHTへの変換が抑制されるため、テストステロンの血中濃度はむしろ若干上昇する傾向があります。

エストラジオールが性欲維持に果たす意外な貢献

エストラジオールは女性ホルモンとして知られていますが、男性の体内にも一定量が存在し、骨の健康や脳機能の維持に関与しています。高齢男性を対象としたテストステロン補充試験では、エストラジオールの変化量が性欲の変化を予測する最良の指標だったという報告があります。

フィナステリドによるAGA治療ではエストラジオールに大きな影響は及ばないため、性欲を支える重要な柱が維持されると考えられています。

AGA治療ではDHTだけを選択的に抑えるから性機能への打撃は限定的

AGA治療薬はDHTの産生を選択的に減少させますが、テストステロンやエストラジオールの分泌パターンには大きな変動を与えません。つまり性機能を支える三本柱のうち一つが弱まっても、残りの二本がカバーするような仕組みになっているのです。

こうしたホルモンのバランスを理解しておくと、「DHTを抑えたら男として終わりなのでは」という不安が和らぐのではないでしょうか。正しい知識は、治療を前向きに続けるための大きな支えになります。

よくある質問

DHTの血中濃度が低いと性欲は必ず落ちますか?

DHTの血中濃度が低くなったからといって、必ずしも性欲が低下するわけではありません。性欲にはテストステロンやエストラジオールといった他のホルモンも深く関与しています。

実際にDHT濃度が大幅に下がっても性機能に目立った変化がなかったという臨床試験の報告もあります。DHTの値だけを見て性欲の低下を心配するのは早計といえるでしょう。

フィナステリドを中止すればDHTの値は元に戻りますか?

フィナステリドの服用をやめると、DHTの血中濃度は数週間から数か月かけて服用前の水準に回復するとされています。薬の作用は5αリダクターゼ酵素の阻害であり、酵素そのものを破壊するわけではないからです。

ただし服用を中止するとAGAが再び進行する可能性が高いため、中止のタイミングや代替治療については必ず主治医と相談してください。

AGA治療薬の性的副作用とノセボ効果はどう区別できますか?

ノセボ効果と薬そのものの副作用を自分自身で区別するのは非常に難しいのが実情です。副作用への強い不安を抱えている場合、身体がその不安に反応して実際に症状を感じてしまうことがあります。

もっとも確実な方法は、主治医に相談して客観的な評価を受けることです。必要に応じてホルモン値の測定やIIEF(国際勃起機能スコア)のような標準化された質問票を使うことで、薬の影響かどうかを判断する手がかりが得られます。

DHTを抑制するAGA治療薬は精子の質に影響しますか?

フィナステリド1mgを服用した男性を対象にした研究では、服用開始6か月後に精子の総数が一時的に低下したと報告されています。ただしこの変化は12か月目以降には回復傾向を示し、服用中止後にはベースラインに近い水準に戻っています。

妊活を考えている方は、治療の開始前に主治医へ相談し、必要に応じて服用スケジュールの調整や精液検査を受けることをおすすめします。

DHTを抑える外用フィナステリドは経口薬より性的副作用が少ないですか?

外用タイプのフィナステリドは頭皮に直接作用するため、血液中に入る薬の量が経口薬と比べて大幅に少なくなります。臨床試験では、外用フィナステリドの血中最高濃度は経口薬の100分の1以下であり、血中DHT濃度の低下幅も経口薬より小さいと報告されています。

そのため、性的な副作用のリスクも経口薬に比べて低い可能性が示唆されています。経口薬での副作用が心配な方は、外用薬への切り替えについて主治医と相談してみると良いでしょう。

参考文献

Sartorius, G. A., Ly, L. P., & Handelsman, D. J. (2014). Male sexual function can be maintained without aromatization: Randomized placebo-controlled trial of dihydrotestosterone (DHT) in healthy, older men for 24 months. Journal of Sexual Medicine, 11(10), 2562–2570. https://doi.org/10.1111/jsm.12550

Lugg, J. A., Rajfer, J., & González-Cadavid, N. F. (1995). Dihydrotestosterone is the active androgen in the maintenance of nitric oxide-mediated penile erection in the rat. Endocrinology, 136(4), 1495–1501. https://doi.org/10.1210/endo.136.4.7534702

Mantzoros, C. S., Georgiadis, E. I., & Trichopoulos, D. (1995). Contribution of dihydrotestosterone to male sexual behaviour. BMJ, 310(6990), 1289–1291. https://doi.org/10.1136/bmj.310.6990.1289

Lee, S., Lee, Y. B., Choe, S. J., & Lee, W.-S. (2019). Adverse sexual effects of treatment with finasteride or dutasteride for male androgenetic alopecia: A systematic review and meta-analysis. Acta Dermato-Venereologica, 99(1), 12–17. https://doi.org/10.2340/00015555-3035

Pallotti, F., Senofonte, G., Pelloni, M., Cargnelutti, F., Carlini, T., Radicioni, A. F., Rossi, A., Lenzi, A., Paoli, D., & Lombardo, F. (2020). Androgenetic alopecia: Effects of oral finasteride on hormone profile, reproduction and sexual function. Endocrine, 68(3), 688–694. https://doi.org/10.1007/s12020-020-02219-2

Haber, R. S., Gupta, A. K., Epstein, E., Carviel, J. L., & Foley, K. A. (2019). Finasteride for androgenetic alopecia is not associated with sexual dysfunction: A survey-based, single-centre, controlled study. Journal of the European Academy of Dermatology and Venereology, 33(7), 1305–1308. https://doi.org/10.1111/jdv.15548

Swerdloff, R. S., Dudley, R. E., Page, S. T., Wang, C., & Salameh, W. A. (2017). Dihydrotestosterone: Biochemistry, physiology, and clinical implications of elevated blood levels. Endocrine Reviews, 38(3), 220–254. https://doi.org/10.1210/er.2016-1067

育毛剤の精力減退・ED・男性機能への影響に戻る

育毛剤の副作用とリスクTOP

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

大木沙織のアバター 大木沙織 医療法人緑生会 大木皮ふ科クリニック副院長

名前:大木 沙織
大木皮ふ科クリニック 副院長
皮膚科医/内科専門医/公認心理師
略歴:順天堂大学医学部を卒業後に済生会川口総合病院、三井記念病院で研修。国際医療福祉大学病院を経て大木皮ふ科クリニック副院長へ就任。

所属:日本内科学会

目次