グリチルリチン酸2Kは天然のステロイド?強力な抗炎症作用の仕組みと副作用リスク

グリチルリチン酸2Kは天然のステロイド?強力な抗炎症作用の仕組みと副作用リスク

グリチルリチン酸2Kは「天然のステロイド」と呼ばれることがありますが、実際にはステロイド薬とは異なる成分です。甘草(カンゾウ)由来のこの成分は、穏やかな抗炎症作用を持ちながら副作用が少ないため、多くの育毛剤やシャンプーに配合されています。

ただし化学構造がステロイドに似ていることから、不安を感じる方も少なくありません。「本当に安全なのか」「頭皮に塗り続けても大丈夫なのか」という疑問は、薄毛ケアを始めたい方にとって切実な問題でしょう。

この記事では、グリチルリチン酸2Kの抗炎症作用がどのように働くのか、ステロイドとの違い、そして副作用のリスクについて医学的な根拠をもとに丁寧に解説します。

目次

グリチルリチン酸2Kとは何か|甘草から生まれた抗炎症成分の正体

グリチルリチン酸2Kは、マメ科の植物「甘草(カンゾウ)」の根から抽出されたグリチルリチン酸をカリウム塩にした成分です。水に溶けやすく加工されたことで、化粧品や医薬部外品に幅広く配合されるようになりました。

甘草は4000年前から使われてきた生薬

甘草はシベリア南部や中国西部、東ヨーロッパなどに自生する多年草で、古くから世界中で健康維持のために活用されてきました。日本には遣唐使によって伝えられたとされ、奈良の正倉院にも当時のものが保管されています。

「甘い草」という名前の通り、根の主成分であるグリチルリチン酸には砂糖の約200倍もの甘味があります。食品の甘味料としても使われており、味噌や醤油、佃煮などにも添加されている身近な成分です。

カリウム塩にすることで水溶性を高めた

グリチルリチン酸そのものは水に溶けにくい性質を持っています。そのためカリウム(K)を2つ結合させて水溶性を高めたものが「グリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸ジカリウム)」です。

この加工によって、頭皮の角質層へスムーズに浸透しやすくなりました。べたつきも少なく、さっぱりとした使用感を実現しています。

グリチルリチン酸2Kの基本データ

項目内容
正式名称グリチルリチン酸ジカリウム
原料甘草(カンゾウ)の根
分類抗炎症有効成分
水溶性高い(カリウム塩化済み)
主な配合製品育毛剤・シャンプー・スキンケア製品
承認機関厚生労働省(医薬部外品有効成分)

厚生労働省が認めた医薬部外品有効成分

グリチルリチン酸2Kは、医薬部外品の抗炎症有効成分として厚生労働省に承認されています。

医薬部外品の有効成分として配合される場合は「グリチルリチン酸二カリウム」、その他の成分として配合される場合は「グリチルリチン酸ジカリウム」と表示されるのが一般的です。

化粧品やシャンプー、育毛剤、歯磨き粉など幅広い製品に使用されており、日常生活の中で知らず知らずのうちに触れていることも珍しくありません。

「天然のステロイド」と呼ばれる理由|グリチルリチン酸2Kとステロイドの決定的な違い

グリチルリチン酸2Kは化学構造がステロイドに似ているために「天然のステロイド」と呼ばれることがありますが、実際には医薬品のステロイド外用薬とは作用する受容体も効果の強さもまったく異なります。

化学構造が似ているだけでは同じ薬ではない

グリチルリチン酸はトリテルペン骨格という化学構造を持っており、ステロイド骨格と形が似ています。ネット上では「ステロイドと同じ構造だから危険」と書かれるときがありますが、これは誤解を招く表現です。

たとえばコレステロールもステロイド骨格を持つ物質ですが、それだけで危険とはいえないでしょう。化学構造が似ていることと、同じ薬理作用を持つことはまったくの別問題です。

結合する受容体が根本的に違う

ステロイド外用薬が皮膚で効果を発揮するのは、「糖質コルチコイド受容体」に結合して炎症を強力に抑えるからです。一方でグリチルリチン酸は、この糖質コルチコイド受容体にはほとんど結合しません。

関与するのは「鉱質コルチコイド受容体」で、しかもごくわずかな結合にとどまります。そのため、ステロイド外用薬のような即効性のある強い抗炎症作用は持たず、穏やかに炎症を鎮めるのがグリチルリチン酸の特徴です。

ステロイド外用薬にある「リバウンド」は起きない

ステロイド外用薬を長期間使い続けた後に急にやめると、症状が悪化する「リバウンド現象」が知られています。外部からホルモンを補うことで、体内のホルモン分泌が抑制される「ネガティブフィードバック」がその原因です。

グリチルリチン酸2Kは糖質コルチコイド受容体に結合しないため、同じ仕組みのネガティブフィードバックは起こりません。

医薬部外品や化粧品に配合される濃度であれば、連続使用してもステロイド様の副作用は報告されていないのが現状です。

グリチルリチン酸2Kとステロイド外用薬の比較

比較項目グリチルリチン酸2Kステロイド外用薬
由来甘草(植物由来)合成ホルモン
作用の強さ穏やか強力
結合する受容体鉱質コルチコイド(わずか)糖質コルチコイド
即効性低い高い
リバウンド報告なし起こりうる
分類非ステロイド薬ステロイド薬

グリチルリチン酸2Kの抗炎症作用は頭皮にどう効くのか

グリチルリチン酸2Kは頭皮の炎症を穏やかに鎮め、かゆみやフケを抑えることで育毛しやすい環境を整えます。直接的な発毛作用はありませんが、頭皮トラブルを放置して薄毛が進行するのを防ぐうえで重要な成分です。

炎症性物質の生成を抑えて赤みやかゆみを鎮める

頭皮に炎症が起きると、プロスタグランジンやヒスタミンといった炎症性物質が放出されます。グリチルリチン酸2Kは、こうした物質の生成を抑えることで赤みやかゆみを軽減させる働きを持っています。

医薬品では総合感冒薬(かぜ薬)や鼻炎薬、点眼薬、トローチなどにも配合されており、炎症を抑える力は広い領域で認められてきました。

ヒアルロニダーゼ阻害による抗アレルギー効果

アレルギー反応の一種であるI型アレルギーでは、肥満細胞からヒスタミンなどが放出されて炎症が起こります。グリチルリチン酸2Kはヒアルロニダーゼという酵素の活性を阻害することで、このアレルギー反応を穏やかに抑えます。

頭皮環境の改善に関わるグリチルリチン酸2Kの作用一覧

作用頭皮への影響
抗炎症作用赤みやかゆみを緩和し炎症を鎮める
抗アレルギー作用シャンプーなどによるかぶれを防ぐ
殺菌作用菌の繁殖を抑えフケを軽減する
皮膚刺激緩和作用他の成分による刺激を和らげる

殺菌作用でフケの原因菌にもアプローチ

グリチルリチン酸2Kには殺菌作用も認められており、頭皮で菌が繁殖するのを抑えます。皮脂の過剰分泌やマラセチア菌の増殖が原因で起こる脂漏性皮膚炎のケアにも活用されている成分です。

フケやかゆみは薄毛の直接的な原因ではないものの、頭皮環境の悪化は毛髪の成長サイクルを乱す要因になりえます。炎症を慢性化させないことが、髪を守る土台づくりといえるでしょう。

育毛剤に配合される理由は「頭皮環境の正常化」

グリチルリチン酸2K単体に直接的な育毛効果があるわけではありません。あくまでも頭皮の炎症やかゆみを抑え、毛髪が健やかに育つ環境を整えるのが主な役割です。

多くの育毛剤では、血行促進成分や毛根活性化成分と組み合わせて配合されます。グリチルリチン酸2Kが頭皮のコンディションを整え、他の有効成分が力を発揮しやすい状態をつくるという分担です。

グリチルリチン酸2Kの副作用リスク|外用と内服で大きく異なる安全性

グリチルリチン酸2Kの副作用として「偽アルドステロン症」が知られていますが、これは内服で長期間かつ高濃度に摂取した場合に起こる症状であり、育毛剤やシャンプーのような外用での報告はほぼありません。

偽アルドステロン症は「内服」で起こるリスク

偽アルドステロン症とは、血圧の上昇や血中カリウム濃度の低下、むくみなどを引き起こす症状です。

甘草に含まれるグリチルリチン酸を経口摂取すると、腎臓の酵素(11β-HSD2)の働きが阻害され、体内のコルチゾールが過剰になることで発症します。

厚生労働省の通知によれば、1日500mg以上のグリチルリチン酸を1か月以上にわたって内服した場合に発症例が多く報告されています。漢方薬や肝疾患治療薬の服用で起こりうる副作用です。

育毛剤やシャンプーの「外用」では報告がない

化粧品や医薬部外品として頭皮に塗布する場合、グリチルリチン酸2Kの配合量は国が定めた上限値の範囲内に収まっています。外用の場合は経口摂取とは体内への吸収量がまったく異なるため、偽アルドステロン症が発症するリスクは極めて低いと考えられます。

20年以上にわたる化粧品・医薬部外品での使用実績の中で、外用によるステロイド様の重大な副作用は報告されていません。

それでも注意が必要なケースとは

外用での安全性は高いとされていますが、甘草を含む漢方薬やサプリメントを同時に内服している場合は注意が必要です。複数のルートからグリチルリチン酸を摂取すると、体内の総量が増える可能性があるためです。

高血圧の方や腎機能に不安のある方は、育毛剤を使い始める前に主治医に相談するのが安心でしょう。自己判断でケアを進めるよりも、専門家の意見を聞くことがトラブル回避の近道です。

外用と内服における副作用リスクの違い

使用方法偽アルドステロン症のリスク備考
内服(漢方薬など)あり(用量依存性)1日500mg以上で報告例多数
外用(育毛剤・シャンプー)ほぼなし20年以上重大な報告なし
内服+外用の併用やや注意総摂取量に留意が必要

薄毛が気になる男性がグリチルリチン酸2K配合の育毛剤を選ぶときの注意点

グリチルリチン酸2K配合の製品を選ぶ際は、「医薬部外品」の表示を確認すること、そして他の配合成分との相性や頭皮の状態に合ったものを見極めることが大切です。

「医薬部外品」と「化粧品」では有効成分の濃度が違う

同じグリチルリチン酸2Kが配合されていても、医薬部外品と化粧品では配合される濃度が異なります。

医薬部外品は厚生労働省が効果・効能に有効と認めた濃度で成分が配合されており、「ふけ・かゆみを防ぐ」といった表示が許可されています。

一方、化粧品では有効成分としての配合ではなく、濃度も低めに設定されているものが一般的です。頭皮の炎症やフケに本気で向き合いたい方は、医薬部外品を選ぶのが賢明でしょう。

グリチルリチン酸2Kだけでは薄毛は改善しない

繰り返しになりますが、グリチルリチン酸2Kの主な働きは頭皮の炎症を抑えて環境を整えること。この成分単体で毛が生えてくるわけではありません。

育毛剤によく併用される有効成分

  • センブリエキス(末梢血管を拡張し血行を促す)
  • ニンジンエキス(毛根を活性化して代謝を促進する)
  • ビタミンE誘導体(血行を促進し抜け毛を抑える)

AGA(男性型脱毛症)の進行を食い止めるには、フィナステリドやデュタステリドといった医療用医薬品による治療が主軸となります。

グリチルリチン酸2K配合の育毛剤は「頭皮ケア」として併用するものであって、薄毛治療そのものの代替にはなりません。

アルコール成分との相性にも気を配る

せっかくグリチルリチン酸2Kで炎症を抑えても、同じ製品に高濃度のアルコールが含まれていては逆効果になりかねません。

敏感肌や頭皮にトラブルを抱えている方は、「アルコールフリー」や「低アルコール」と表示された製品を選ぶと安心です。

パッチテスト済みの表記や、香料・着色料がカットされているかどうかも確認してみてください。成分表の「有効成分」の欄にグリチルリチン酸ジカリウムの名称があるかチェックする習慣をつけるとよいかもしれません。

グリチルリチン酸2Kを頭皮に塗り続けても大丈夫か|長期使用の安全性を検証

医薬部外品や化粧品に配合される濃度のグリチルリチン酸2Kであれば、長期間にわたって頭皮に使用しても安全性に問題はないと考えられています。ステロイド外用薬のような依存性やリバウンドの心配はありません。

ステロイド外用薬で起こる「皮膚の菲薄化」は報告されていない

ステロイド外用薬を長期間使い続けると、皮膚が薄くなる「菲薄化(ひはくか)」という副作用が起こる場合があります。これはステロイドが糖質コルチコイド受容体に結合することで、皮膚のコラーゲン合成が抑制されるためです。

グリチルリチン酸2Kはこの受容体に結合しないため、外用を長期間続けても皮膚が薄くなるという報告は見当たりません。

「効かなくなる」という耐性もつきにくい

ステロイド外用薬では、同じ強さの薬を長く使うと効果が薄れるケースもあります。しかしグリチルリチン酸2Kはもともと穏やかな作用であるため、耐性の問題が生じにくい成分です。

むしろ頭皮環境のケアは毎日の積み重ねが大切であり、継続して使うと安定した状態を保てるという考え方のほうが理にかなっています。

それでも漫然と使い続けず、頭皮の変化に気を配る

安全性が高いとはいえ、万人に合う成分は存在しません。使い始めてからかゆみが増した、赤みが出たといった変化を感じたら、使用をいったん中止して皮膚科を受診することが大切です。

頭皮の状態は季節やストレス、体調によっても変わります。「合わないかも」と感じたら我慢せず、早めに医師へ相談してください。

長期使用に関する安全性の根拠

評価項目グリチルリチン酸2K(外用)
皮膚菲薄化報告なし
リバウンド現象報告なし
耐性の形成報告なし
偽アルドステロン症外用では報告なし
使用実績20年以上

グリチルリチン酸2Kと併用したい薄毛対策|頭皮ケアだけでは足りない理由

グリチルリチン酸2Kによる頭皮ケアは薄毛対策の「土台」にすぎず、AGAが原因の薄毛であれば医療機関での診断と治療が欠かせません。成分の働きを正しく理解したうえで、自分に合った対策を組み合わせましょう。

AGAの進行はグリチルリチン酸2Kでは止められない

男性型脱毛症(AGA)は、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン(DHT)が毛髪の成長を阻害することで起こります。

グリチルリチン酸2Kには頭皮の炎症を抑える力がありますが、DHTの生成を抑制する働きは持っていません。

頭皮ケアと薄毛治療の守備範囲

  • グリチルリチン酸2K配合製品:頭皮の炎症・フケ・かゆみの抑制
  • フィナステリド・デュタステリド:DHTの生成を抑え薄毛の進行を食い止める
  • ミノキシジル:毛母細胞を活性化し発毛を促す

頭皮環境を整えることで医療治療の効果も引き出せる

炎症やフケで荒れた頭皮の上では、どんな治療薬も十分に力を発揮できないでしょう。グリチルリチン酸2Kで頭皮のコンディションを整えておくことは、医療治療の効果を底上げするサポート的な意味を持ちます。

たとえばミノキシジルの外用薬を使う場合、頭皮が健康な状態であればより成分が浸透しやすくなると考えられます。治療とケアを両輪で進めることが、薄毛対策を実りあるものにする鍵です。

生活習慣の見直しも忘れずに

睡眠不足や過度なストレス、偏った食事は頭皮環境を悪化させ、薄毛の進行を加速させる要因になりえます。グリチルリチン酸2K配合の製品を使いながらも、日々の生活の質を高める工夫が結果的に髪を守ることにつながるでしょう。

薄毛の悩みは一朝一夕に解決するものではありません。焦らず、正しい知識に基づいたケアと治療を地道に続けていくことが、何より大切です。

よくある質問

グリチルリチン酸2Kは本当にステロイドと同じ成分なのか?

グリチルリチン酸2Kはステロイドとは異なる成分です。化学構造がステロイド骨格に似ていることから「天然のステロイド」と呼ばれるときがありますが、医薬品の分類上は「非ステロイド薬」に位置づけられています。

ステロイド外用薬が結合する糖質コルチコイド受容体にはほぼ作用せず、炎症を抑える仕組み自体が根本的に異なります。名前の印象だけで過度に不安を感じる必要はないでしょう。

グリチルリチン酸2K配合の育毛剤を毎日使っても副作用は出ないのか?

医薬部外品や化粧品として販売されている育毛剤に含まれるグリチルリチン酸2Kの量は、国が定めた配合上限の範囲内です。頭皮への外用であれば、毎日使用しても重大な副作用が起こるリスクは極めて低いとされています。

ただし、万が一かゆみや赤みなど肌トラブルが出た場合は使用を中止し、皮膚科を受診してください。甘草を含む漢方薬を同時に内服している方は、医師に使用状況を伝えておくと安心です。

グリチルリチン酸2Kに直接的な育毛効果や発毛効果はあるのか?

グリチルリチン酸2K単体には、毛を生やすような直接的な発毛効果はありません。主な働きは頭皮の炎症やかゆみ、フケを抑えて頭皮環境を整えることにあります。

荒れた頭皮では髪の成長が妨げられるため、頭皮のコンディションを良好に保つ工夫は薄毛対策の基盤となります。発毛を促す場合はミノキシジルなどの医療用成分との併用が必要です。

グリチルリチン酸2Kの副作用として知られる偽アルドステロン症はどんな症状か?

偽アルドステロン症は、血圧の上昇や血中カリウム濃度の低下を主な特徴とする症状です。初期には手足のしびれやこわばり、だるさなどが現れ、進行すると四肢の脱力や筋力低下を引き起こします。

ただしこの症状は甘草やグリチルリチン酸を「内服」で長期間かつ高用量に摂取した場合の報告であり、育毛剤やシャンプーとして頭皮に塗布する「外用」では発症の報告がありません。内服薬と外用品ではリスクの度合いが大きく異なります。

グリチルリチン酸2KはAGA(男性型脱毛症)の治療に使えるのか?

グリチルリチン酸2KはAGAの治療薬ではありません。AGAはジヒドロテストステロン(DHT)というホルモンの作用で進行しますが、グリチルリチン酸2KにはDHTの生成を抑える作用がないためです。

AGAの治療にはフィナステリドやデュタステリドなどの内服薬が用いられます。グリチルリチン酸2K配合の育毛剤は頭皮環境を整えるケア用品として、医療治療の補助的な位置づけで活用するのが現実的です。

参考文献

COSMETIC INGREDIENT REVIEW EXPERT PANEL, et al. Final report on the safety assessment of glycyrrhetinic acid, potassium glycyrrhetinate, disodium succinoyl glycyrrhetinate, glyceryl glycyrrhetinate, glycyrrhetinyl stearate, stearyl glycyrrhetinate, glycyrrhizic acid, ammonium glycyrrhizate, dipotassium glycyrrhizate, disodium glycyrrhizate, trisodium glycyrrhizate, methyl glycyrrhizate, and potassium glycyrrhizinate. International journal of toxicology, 2007, 26: 79-112.

LEITE, Camila dos Santos, et al. Dipotassium glycyrrhizininate improves skin wound healing by modulating inflammatory process. International Journal of Molecular Sciences, 2023, 24.4: 3839.

CHEN, Kun, et al. Advances in pharmacological activities and mechanisms of glycyrrhizic acid. Current medicinal chemistry, 2020, 27.36: 6219-6243.

PALAWISUTH, Siriwan, et al. Efficacy and Safety of Cream Containing Dipotassium Glycyrrhizinate, Vaccinium myrtillius, Epigallocatechin Gallatyl Glucoside, and Tamarindus indica Compared with Triamcinolone Acetonide Cream in Eczema and Psoriasis. Journal of the Medical Association of Thailand, 2023, 106.2.

CERULLI, Antonietta, et al. Licorice (Glycyrrhiza glabra, G. uralensis, and G. inflata) and their constituents as active cosmeceutical ingredients. Cosmetics, 2022, 9.1: 7.

GUO, Chenqi, et al. Efficacy and safety of compound glycyrrhizin combined with topical minoxidil for alopecia areata: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials. Journal of Dermatological treatment, 2024, 35.1: 2381766.

SHIKOVA, Veronika A., et al. Safety of NADES Extract of Glycyrrhiza Roots After Topical Application and Peroral Administration to Mice. Molecules, 2025, 30.24: 4704.

XIA, Jiali, et al. Investigating the efficacy of dipotassium glycyrrhizin emollients in adult atopic dermatitis: a focused randomized parallel-controlled clinical study. Pakistan Journal of Medical Sciences, 2025, 41.7: 1937.

抗炎症成分「グリチルリチン酸2K」に戻る

男性用育毛剤の成分・効果TOP

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

大木沙織のアバター 大木沙織 医療法人緑生会 大木皮ふ科クリニック副院長

名前:大木 沙織
大木皮ふ科クリニック 副院長
皮膚科医/内科専門医/公認心理師
略歴:順天堂大学医学部を卒業後に済生会川口総合病院、三井記念病院で研修。国際医療福祉大学病院を経て大木皮ふ科クリニック副院長へ就任。

所属:日本内科学会

目次